IT業界では様々な技能検定があります。
最も汎用的なものには、通産省が行っている国家試験、「情報処理技術者試験」があります。これにはユーザー再度のIT担当者から、高度情報処理者、開発者までの試験があり、これらを持っていることでそれぞれの分野でその技能を持っていることの証にもなります。
また、OracleやCiscoのように、大きなデータベース、ルータの会社では業界でのその利用率が大変高いことから、独自の技能試験を持っており、実務の裏付けとなる試験となっています。業務で、これらを使う場合は、試験を受けて資格を取ることはスキルアップに大変役立つこととなります。
学校などで基本的な技術を学んだり、全く初めてだったりと、業務のスタートラインには多少の差があるかと思いますが、実際に業務でこれらの機器を使うことが非常に重要であり、スキルを身に付ける最も近道となります。
これに、技能資格を持てばそれぞれの道のエキスパートとしての道の一歩目をすすめると言えるでしょう。
あわせて、情報処理技術者試験を受けていくことは、自分の進む道を定めるのに必要なこととなるでしょう。
試験の中でも、高度情報処理者むけの9つの試験(ITストラテジスト試験、システムアーキテクト試験、プロジェクトマネージャ試験、ネットワークスペシャリスト試験、データベーススペシャリスト試験、エンベデッドシステムスペシャリスト試験、情報セキュリティスペシャリスト試験、ITサービスマネージャ試験、システム監査技術者試験)は、それぞれの技能のトップを目指すものとして資格をもってしかるべきでしょう。